千晴図書館⑦
『世界から猫がきえたなら』 川村 元気
僕は生きるために、
消すことを決めた。
今日もし突然、
チョコレートが消えたなら
電話が消えたなら
映画が消えたなら
時計が消えたなら
猫が消えたら
そして
僕が消えたなら
世界はどう変化し、人は何を得て、何を失うのか
30歳郵便配達員。余命あとわずか。
陽気な悪魔が僕の周りにあるものと引き換えに1日の命を与える。
僕と猫と陽気な悪魔の摩訶不思議な7日間がはじまった―――
消してみることで、価値が生まれる。
失うことで、大切さが分かる。
感動的、人生哲学エンタテインメント。
まるで映画を見ているような感覚になる本です。
私は、本を読むのが早いのですが、こんなに集中して、早く読めた作品は初めてです。
家族の事、時間の事、過去の恋愛の事、凄く考えさせられました。
読み終わると、家族や恋人に優しくなり、1日1日を大切に過ごしたくなります。